株式会社 ビック消防設備

マンションの共用廊下に設置された火災受信機

建物の火災報知設備の中心にある「火災受信機」には、停電のときでも設備を動かし続けるためのバッテリーが入っています。

このバッテリーは消耗品のため、年数がたつと交換が必要です。この記事では、交換の目安と、交換が必要なときに出るサイン、交換を依頼するときの流れをご紹介します。


火災受信機のバッテリーとは

火災受信機の内部に入っている予備電源のバッテリー

火災受信機は、建物の各所にある感知器や発信機からの信号を受けて、火災の発生を知らせる装置です。ふだんは建物の電気で動いていますが、停電したときに止まってしまうと、火災を知らせることができません。

そのため受信機には、停電のときに代わりに電気を送る「予備電源」としてバッテリーが入っています。


交換の目安は5年

劣化したバッテリーと新しいバッテリーの比較

火災受信機のバッテリーは、メーカーが推奨する交換の目安が5年です。

見た目に変化がなくても、年数がたつとバッテリーの力は少しずつ落ちていきます。いざ停電したときに十分な時間設備を動かせるよう、目安の年数を過ぎたものは早めの交換をおすすめします。


交換が必要なときに出るサイン

火災受信機で点灯している異常を知らせる表示灯

このような状態になったら、点検や交換をご検討ください

  • 受信機の「予備電源」や「電源異常」などの表示灯が点いている(表示の名前は機種によって異なります)
  • 受信機から警報音が鳴り続けている
  • 消防設備点検で、予備電源の不良を指摘された
  • 設置や前回の交換から5年以上たっている

当社の施工事例でも、「受信機からずっと警報音が鳴っている」とのご連絡を受けて確認したところ、原因はバッテリーの劣化でした。警報音が鳴ると火災かと驚かれますが、このように機器の不具合が原因のこともあります。


交換せずにおくとどうなるか

停電で照明が消えた共用廊下と点灯する避難口誘導灯

バッテリーが劣化したままでは、停電のときに受信機が動かず、火災を知らせることができないおそれがあります。

また、警報音が鳴り続けると、入居者様や利用者様の不安につながります。消防設備点検で不良として指摘された場合は、改修が必要です。


交換を依頼するときの流れ

テスターで火災受信機のバッテリーの電圧を測る作業

1.お問い合わせ

お電話またはお問い合わせフォームよりご連絡ください。受信機の型番や、点いている表示をお伝えいただくと、ご案内がスムーズです。

2.現地での確認

受信機の状態を確認し、バッテリーの電圧を測って不良かどうかを確かめます。

3.お見積り

交換の内容と費用をお見積りとしてご提示します。お見積りは無料です。

4.交換・作動確認

受信機の機種に合ったバッテリーに交換し、設備が正しく動くことを確認します。

バッテリーは機種ごとに合うものが決まっており、交換したあとは設備が正しく動くかの確認も必要です。交換は消防設備の業者にご相談ください。


当社の施工事例

火災受信機のバッテリー不良による交換工事の様子

火災受信機バッテリー不良による交換工事(沖縄市内 アパート)

受信機の警報音が鳴り続けているとのご連絡を受け、当日中に現地を確認。バッテリーの劣化が原因と分かり、機種に合う新しいバッテリーに交換して作動を確認しました。

点検不備調査および改修工事(某支援センター)

法定点検で受信機の予備電源の劣化が見つかったため、予備電源を交換し、停電のときにも設備が正常に動く状態にしました。


よくあるご質問

天井の非常照明と避難口誘導灯

Q1.消防設備点検のときに、バッテリーの状態も見てもらえますか?

はい。消防設備点検では、受信機の予備電源(バッテリー)の状態も確認します。交換が必要な場合は、点検結果とあわせてお知らせします。

Q2.バッテリーの交換だけでも依頼できますか?

はい。バッテリーの交換のみのご依頼にも対応いたします。

Q3.受信機のほかにもバッテリーが入っている設備はありますか?

誘導灯や非常照明などにも、停電のときに使うバッテリーが入っています。消防設備点検で状態を確認し、交換が必要な場合はお知らせします。

沖縄で消防設備の点検や、バッテリーの交換をご検討の方は、消防設備点検・消防設備工事のページもあわせてご覧ください。