
「弱電工事」「弱電屋」という言葉を聞いたことはあっても、どのような工事を指すのか、電気工事とどう違うのかは分かりにくいものです。
この記事では、弱電工事の意味と、弱電屋に頼める工事の例、依頼するときのポイントをご紹介します。
弱電工事とは

弱電工事とは、主に情報や信号を伝えることを目的とした、電圧の低い設備の工事です。
テレビアンテナやインターネットの配線、インターホン、防犯カメラ、放送設備など、映像・音声・データを伝える設備がこれにあたります。弱電工事を専門に扱う業者は「弱電屋」と呼ばれることもあります。
電気工事(強電)との違い

照明やコンセント、エアコンのように、電気を「動力・明かり・熱」として使う設備の工事は「強電工事」と呼ばれ、一般に電気工事というとこちらを指します。
弱電は「情報を伝える」ための設備、強電は「電気そのものを使う」ための設備、と考えると分かりやすいでしょう。
| 弱電 | 強電(電気工事) | |
|---|---|---|
| 目的 | 映像・音声・データなどの情報を伝える | 照明・動力・熱などに電気を使う |
| 主な設備 | テレビアンテナ、インターネットの配線、インターホン、防犯カメラ、放送設備 | 照明、コンセント・スイッチ、分電盤、エアコンや給湯器の電気配線、高圧受電設備 |
電源の工事が必要になる場合
防犯カメラやインターホンを新しく設置するときに、コンセントを増やすなど電源にかかわる工事が必要になることがあります。この部分は電気工事にあたり、電気工事士の資格が必要です。
弱電と電気の両方を扱える業者であれば、一度にまとめて依頼できます。
弱電屋に頼める主な工事

テレビアンテナ
- 地上デジタル・BS・CSアンテナの設置、取替え
- アパートやマンションのテレビ共同視聴設備の設置
- アンテナ配線の引き直し、映り不良の調査・修理
インターネットの配線
- 無線LAN・有線LANの配線工事
- 住宅、事務所、店舗のインターネット配線
インターホン
- カメラ付きインターホンの設置
- インターホン、室内受話器の取替え
- 集合住宅のインターホン設備の改修
防犯カメラ
- ネットワークカメラ、監視カメラの設置
- 録画機器の設置
放送設備
- 館内放送設備、非常放送設備
- ナースコール
なお、非常放送設備は消防用設備にあたるため、定期的な点検が必要です。
建物ごとのご依頼の例

| 建物 | よくあるご依頼 |
|---|---|
| 一戸建て | テレビアンテナの設置・取替え、カメラ付きインターホンへの取替え |
| アパート・マンション | テレビ共同視聴設備の改修、集合住宅のインターホン設備の改修 |
| 店舗・事務所 | インターネットの配線、防犯カメラ・録画機器の設置 |
| 学校・病院・施設 | 館内放送設備・非常放送設備、ナースコール |
当社でも、アパートのテレビブースターの取替えや、インターホン・室内受話器の取替え、中学校の仮設校舎での消防設備と校内放送設備の一式設置などを行っています。
弱電工事を頼むときのポイント

1.電源の工事までまとめて頼めるか
機器によっては電源の工事が必要になります。電気工事にも対応している業者であれば、別々に手配する必要がありません。
2.消防設備との関係が分かるか
非常放送設備のように、弱電設備の中には消防用設備にあたるものがあります。消防設備にも詳しい業者であれば、点検まで含めて相談できます。
3.現地を確認したうえで見積りを出してくれるか
建物の構造や配線の経路によって、工事の内容と費用は変わります。現地を確認したうえで、内容を説明してくれる業者を選ぶと安心です。
沖縄で弱電工事をご検討の方へ

株式会社ビック消防設備は、沖縄県中頭郡読谷村を拠点に、沖縄本島全域で弱電工事を承っております。登録電気工事業者として、電源の工事が必要な場合もまとめてご依頼いただけます。
詳しくは弱電工事のページをご覧ください。コンセントや照明の工事については電気工事のページを、非常放送設備などの消防設備については消防設備工事のページをご覧ください。